ソニー生命には、米ドル建終身保険と特殊養老保険以外に、もう一つ人気の外貨建て保険があります。
米ドル建生前給付保険です。
別名、「リビング・ベネフィット」とも呼ばれています。
今回、このドル建て商品について、メリットとデメリットを併せて解説していきます。
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目次
米ドル建生前給付保険の概要
まず保険商品の種類として、終身保険です。
終身保険とは、保険料の支払いが終わったとしても、一生涯の保障が続く安心感のある保険となります。
保障を準備するだけではなく、支払った保険料が少しずつ貯まっていく貯蓄機能があります。
将来の年金や子どもの教育資金を貯める目的で加入する人もいます。
貯まっていくお金は解約返戻金と呼ばれて、この解約返戻金に基づき契約者貸付ができます。
契約者貸付って初めて聞く言葉かもしれませんが、保険独自の仕組みで解約返戻金の80~90%を保険会社から借りることができます。
金利はかかりますが、消費者金融のように暴利ではなく、緊急時に手当てするような仕組みでいつでも返済できます。
そのような便利な特徴を持つ保険が終身保険です。
通貨は米ドル
この米ドル建生前給付保険の通貨は、商品名のとおり米ドルになります。
米ドル建だからといって、保険料を米ドルで支払う必要があるかというと決してそういうわけではありません。
ちゃんと保険会社が米ドルを準備してくれます。
契約者は日本円で払えばいいわけですね。
米ドル保険のメリット
保険が米ドル建なので、ちょっとコワいと思うかもしれません。
確かに、支払う保険料や受け取る解約返戻金、保険金は米ドル建を日本円に換算するので変動します。
でも、そのコワさを払しょくするような大きなメリットがあるわけです。
それは、米ドルという高金利通貨による運用です。
同じ保障金額の生前給付保険の場合、日本円よりも米ドルの方が保険料は安くなります。
また、高金利で効率的に運用できるので、解約返戻金(キャッシュバリュー)の貯まり方も全然違います。
いま円建の生前給付保険に加入しようとしても、解約返戻金が支払う保険料を超えるのは時間がかかることでしょう。
年齢によっては、支払う保険料が高いままということも十分にあり得ます。
米ドル建生前給付保険と終身保険の違い
米ドル建生前給付保険は終身保険と似ていますが、違うところがあります。
それは保険金が支払われる条件が異なることです。
一般的に終身保険では、被保険者が死亡または高度障害になった時に保険金が支払われます。
一方、生前給付保険では、上記に追加して次の条件(詳細は約款をご参照ください)も対象になります。
・三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)
・要介護2以上の状態
保険とは家族に残すものという印象が強いですが、三大疾病や介護も対象であれば自分でちゃんと使えますね。
死亡保障と同時に、他の保障も準備できるので人気があります。
保険金の税金の取り扱い
また税金面でもメリットがあります。
通常、死亡事由で受け取る死亡保険金では契約形態によって次の税金がかかります。
・相続税
・所得税(一時所得)
・贈与税
一方、今回のように障害状態や介護、疾病等を理由に被保険者本人が給付金を受け取る場合は非課税となるわけです。
死亡保険金であれば最大55%もの税率がかかるので、税金がかからないのはいいですね。
為替手数料が1銭という圧倒的なメリット
ソニー生命の外貨建保険の特徴は?と聞かれたら一番に出てくるのは為替手数料でしょう。
上の文章において、米ドルは保険会社が準備してくれると話しました。
但し、無料ではお伝えしていません。そこで必要なコストが為替手数料です。
でも、安心していただきたいことはソニー生命の為替手数料はとても良心的です。
なぜなら、たった1銭。日常生活では使わない単位が出てきましたね。
では他の保険会社と比べてみましょう。
保険会社 | 2回目以降の保険料支払 |
---|---|
ソニー生命 | 1銭 |
ジブラルタ生命 | 50銭 |
プルデンシャル生命 | 25銭 |
PGF生命 | 50銭 |
ニッセイ・ウェルス生命 | 50銭 |
マニュライフ生命 | 50銭 |
三井生命 | 25銭 |
メットライフ生命 | 50銭 |
ソニー生命が圧倒的ですね。
前納時の保険料支払い方法
前納とは、保険料支払いタイミングの到来していない保険料を前もって支払うことです。
手元にお金があれば、先に支払うことができるわけですね。
もちろんメリットがあります。
前納することによって、割引が適用されて安くなります。ほんの1,2%ですが金額が大きければお得ですね。
さらに、ソニー生命には大きな特徴があります。
通常、外貨建て保険であれば、前納時の通貨は外貨で支払うことになります。
米ドル建であれば米ドルを、豪ドル建であれば豪ドルが必要になります。
ところが、ソニー生命では日本円で支払えるわけです。
これって実はすごいことなんです。
なぜなら円高時に前納することによって、将来支払うべき保険料を安く抑えることができるからです。
そういった為替レートを見ながら、保険料の支払いタイミングを見計らうといいでしょう。
「米ドル建生前給付保険」のデメリット
ここまでソニー生命の魅力的なメリットを紹介してきました。
最後に、デメリットも解説しますね。
この生前給付保険では、三代疾病や介護も保険金の支払い対象とお伝えしました。
保障が追加されていますので、通常の終身保険よりも保険料が高くなります。
<米ドル建生前給付保険の場合>
<米ドル建終身保険の場合>
将来の病気リスクに備えたいということであれば、生前給付保険はぴったりですね。
加入できる上限金額
実は、もう一つ終身保険と異なる点があります。
それは加入できる上限金額が設定されていることです。
終身保険では7億円まで加入できます。一方、生前給付保険では5000万円(個人契約の場合)。
7億円と比べると少ない金額ですが、5,000万円もあれば十分でしょう。
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