保険マニアのお得な保険情報局

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意外と知られていない、ソニー生命「変額保険」の持つ運用益の引出しと積立金の増額機能!

(2017年6月4日更新) 変動保険金の運用益引出しの手続き方法


このブログのタイトルでは、「意外と知られていない」と言っていますが、正直、私自身も最近知ったことです。


「積立金の減額(運用益の一部を引き出せる仕組み)」については聞いたことがありましたが、「積立金の増額」という仕組みは保険の代理店をやっている知人から聞いて、興味を持つ人は多いのかなと思っています。


ということで、今回は変額保険の中でもソニー生命だけが持つ、「積立金の減額と増額」についてご紹介していきます。



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「積立金の減額」とは?


まず積立金を減額したり、増額できるのは「変額保険」だけとなっています。


変額保険というのは、下記リンクでもご紹介していますが、契約者が自分で特別勘定(ファンド)をえらんで運用していくタイプの保険となります。


www.hokenmania.net


したがって、自分が選んだファンドの運用成績によって積立金が増えたり、減ったりします。
選んだファンドによっては、良好なマーケット環境のもとで、積立金がぐんぐんと増えていく場合があります。


そんなときに、運用によって増えた積立金の一部を引き出すことを「積立金の減額」と言います。

積立金の減額ができる保険種類


現在、販売されている変額保険の中で、積立金の減額ができるのは、ソニー生命の「変額終身保険」と「変額個人年金保険」の2種類だけとなっています。


積立金の減額といっても、変額終身保険では「変動保険金の減額」、変額個人年金保険では「積立金の減額」と言います。
保険の仕組みが種類によって異なるので、言い方が変わってきます。

減額可能な回数


約款を見てみると、減額可能な回数は一年に2回までとなっています。


積立金が少し増えたからといって、何度も引き出しているようであれば、のちのち引き出したいタイミングがおとずれても、回数制限でできないかもしれないので注意が必要です。

減額する請求方法


請求方法は二通りあります。


まずは保険の担当者かコールセンターに電話します。


「積立金の減額」したい旨を伝えると、請求書の紙を送ってもらうか、電子請求書を手配してもらいネット上で申請することになります。


あまり手間をかけたくないということであれば、電子請求の方がかんたんです。

「積立金の減額」の利用方法


Cash Machine



ここまで読んでいただいた方の中には、変額保険で積極的に運用していくのであれば、「積立金の減額」をせずに、複利運用した方がいいのでは?と考える人もいるかも思います。


確かにその通りです。
複利運用では、利回りも大切な要素ですが、元本となる積立金の金額の大きさも重要です。


したがって、この「積立金の減額」をつかうなら、変額終身保険だけだと思っています。


変額個人年金保険の場合、ファンドのパフォーマンスによって、積立金が増加するとともに、解約返戻金も複利で増えていくことになります。


もし将来の受取りを期待するなら、減額なんかせずに、積立金を雪だるま式に増やしていった方がいいでしょう。


一方、変顔終身保険については、個人年金保険と同じように、解約返戻金が増えていきますが、もう一つ大きな特徴があります。


その特徴とは、「死亡保険金が最低保証」されていることです。


これはどういうことかというと、どんなにファンドの運用が悪かったとしても、契約時に決められた死亡保険金は受け取れる仕組みになっています。
もちろん運用がうまく行った場合には、ちゃんと死亡保険金が増額されます。


そこで一つの考えとして、死亡保障は契約時に定められた金額で十分だという場合には、この「積立金の減額」はとても役に立ちます。
というのも、積立金の減額を範囲内でいくら行ったとしても、最低限の死亡保障は確保されているからです。


また、運用がうまくいっているうちはいいのですが、パフォーマンスが下がったときには積立金を引き出せない場合があります。
だったら、引き出せるうちに引き出しておいたほういいかもしれませんね。


引き出した積立金はいろんな用途に使えますし、次の保険料の支払いに充ててもいいかもしれません。
引き出した積立金の使い方は、契約者次第です。


では、つぎに「積立金の増額」について見ていきます。



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「積立金の増額」とは?


変額保険のもう一つの特徴として、「積立金の増額」という仕組みがあります。


機能としては、減額とは反対の機能で、契約者が資金を追加で投入することによって、積立金を増額することができます。


でも、「積立金を増額したからといって何が変わるの?」と思うかもしれません。


ここからが私自身も、けっこうびっくりしたお話なので、整理しながらご説明していきますね。

積立金の増額ができる保険種類


積立金の減額では、2種類の保険が対象でしたが、「積立金の増額」ができるのは変額個人年金保険の1種類のみとなります。


対象保険が1種類のみとなったのは、増額の仕組みと大きく関わってきます。

増額可能な金額


積立金の増額をしたいからといって、いくらでもできるわけではありません。


一年あたりの上限金額が設定されていて、それは変額個人年金保険の年払保険料相当額のようです。
例えば、月払保険料が2万5千円であれば、1年間に支払う保険料は30万円となるので、これが増額できる上限となります。


また増額一回あたりの最低金額も決まっていて、それは10万円です。
運用側からすれば少ない金額を増額されても、手間だけがかかるので、最低金額を設定しているのでしょう。

増額の請求方法


増額の請求方法は減額と同じです。
紙の請求書か、電子請求書で申請するのどちらかになります。


積立金の減額との違いとしては、減額であれば、請求してお金が振り込まれて終わりですが、増額の場合は反対に、増額するためのお金を振り込む必要があります。

「積立金の増額」のメリット


Numbers And Finance


ここからが「積立金の増額」の大きなポイントです。


「積立金の増額をするのであれば、普通に保険料として払えばいいのでは?」と考える人がいるかと思いますが、実は、増額を選択することは普通に保険料を支払うよりも大きなメリットがあります。


そのメリットをお伝えするために、変額個人年金保険ではどのように保険料が積立金の運用に回されているかをご説明したいと思います。


「えっ、保険料のすべてが運用に回っているわけじゃないの?」と思うかもしれませんが、決してそういうわけではありません。


保険料として集められたお金は、例えば契約事務などでかかった費用や、死亡保障の準備にかかる費用などが控除され、その残った金額が積立金の運用としてつかわれます。


変額個人年金保険の場合、ほかの終身保険などに比べれば控除される費用はすくないかもしれませんが、いく分かは控除されます。


一方、「積立金の増額」であれば、上記で控除される費用などはなく、直接、積立金に追加でき、運用に回すことができるわけです。


つぎに、追加された積立金は、選択された特別勘定(ファンド)によって異なる費用がかかってきます。
株式や投資信託を購入するための費用などです。


たとえば、世界株式型で見てみると、2015年の実績として0.3777%となっています。


これが高いか安いのかわかりづらいので、同じ運用である「グローバル・フランチャイズ戦略」の投資信託である「グローバル・プレミアム株式オープン」の信託報酬は年率1.944%となります。


費用だけを比較すれば、変額個人年金保険を追加で加入したり、投資信託を買うよりも、積立金を増額したほうがお得なようです。


今はマーケット環境がよくて、特別勘定の運用も好調なので、一段落した段階で、私も積立金の増額をすすめていきたいと思っています。


ファンドの状況をモニターしていくので、パフォーマンスはこのブログの中でご紹介していきますね。


お楽しみに!



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(2017年6月4日更新) 変動保険金の減額の手続き方法


アメリカの大統領がトランプさんになってから、ずっとマーケットが円安、株高が続いています。
それに伴い、変額保険の運用も絶好調です。特に、「世界株式型」は最高です。


ということで、実際に自分がはいっている変額保険(終身型)について、積立金を減額してみましたので手続き方法をご紹介してみます。


減額手続きのやり方


積立金を減額するためには、担当者に来てもらうか、コールセンターに電話するかのどちらかです。
担当者に来てもらうのも大変なので、今回はコールセンターに電話してみました。


電話してみると、本人確認や加入している保険の情報を聞かれます。
そして、「変動保険金の減額」をしたい旨をお伝えすると、手続きを進めてくれます。


電話が終わると、今回の手続き内容についてのメールを受け取ります。


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メールのリンクに沿って、手続きをしていくと、これで完了です。けっこう簡単です。


わたしの場合は、今回約2万円ほど引き出すことができました。たぶん次の保険料に充てられます。
手続きが完了すると、こんな感じの官僚通知書を受け取りました。


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普通に保険に入っていれば、何もないですが、このように運用の楽しみがあればワクワクしますね。
今回の運用益は少なかったですが、今後時間が経つにつれて、運用金額が増えて、引き出せる金額も増えるので楽しみです。


あっ、今回変額保険(終身型)の運用益を引き出しましたが、一番大切な保険金額にはなんら影響ないので安心してくださいね。

参考リンク


保険選びはこちらから。
紹介している保険代理店では、今回紹介したソニー生命の変額保険も取り扱っています。


www.hokenmania.net