保険マニアのお得な保険情報局

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元保険屋さんが保険の使い方やお金の増やし方をご紹介しています

知らないと損する、納得と安心の海外旅行保険の選び方!

みなさんは、海外旅行にいくときには必ず、海外旅行保険に入っていますか?
私の場合、旅行先と滞在期間から考えて、海外旅行保険に入るときもあれば、入らない場合もあります。


海外旅行して帰ってくるといつも、本当はどっちがいいんだろうと思ってしまいます。


海外旅行保険に入っておけば基本的にはお金の問題は心配にならないのかもしれませんが、何もなく海外旅行から戻ってくると「今回も海外旅行保険を使うことは無かったな」と思い、掛け捨ての保険でお金は戻ってこないので入らなくてもよかったのかなと考えることがあります。


もちろん、海外でケガや病気にならずに健康で旅行できたことは一番大事ですが。。。


またクレジットカードに付いている海外旅行保険でもカバーされている補償が含まれていることから二重に加入しなくてもいいのかと思うこともあります。


こういった悩みはもしかして私だけのものではないかも知れません。


ということで、ここで改めて、海外旅行保険について「補償内容」「加入方法」さらには「保険金の請求方法」まで整理しておきたいと思います。


海外旅行保険はどんなときに加入するのか?


Airplanes


まず海外旅行保険は名前のとおり、海外旅行にいくときに加入することが多いでしょう。
海外旅行は短いもので2泊3日、長いものだと数週間という長さが一般的だと思います。


それ以上海外に滞在するものとして、たとえば海外ホームステイや留学、ボランティア、世界一周旅行などがあります。
そういった数ヶ月にわたって海外にいるときにも海外旅行保険は役に立ちます。

海外旅行保険はどんな補償が含まれているか?


海外旅行保険の補償は主に4つに分けることができます。

  1. 旅行先での病気やケガ (治療費用、障害・疾病死亡、救援者費用)
  2. 他人への賠償 (賠償責任)
  3. 携行品トラブル (携行品損害、航空機寄託手荷物遅延等費用)
  4. その他 (航空機遅延費用)


基本的には、海外旅行をしているときに、万が一何かがあったときにお金がかかりそうな補償をカバーしてくれる内容となっています。
海外旅行のリスクが怖いからといって、とりあえず「おすすめプラン」の海外旅行保険に入ることはあまりおすすめではありません。


ではどのように選んでいけばいいのかを、保険の加入方法を含めて説明していきますね。

海外旅行保険はどのように加入すればいいのか?

Credit Cards


加入しない場合

  • クレジットカードに付帯されている海外旅行保険で十分なので加入しない

というのも、一つの選択肢です。


旅行期間や海外旅行におけるリスクを十分に考慮し、クレジットカードに付いている海外旅行保険の補償内容でカバーされていると考えるなら、別に他で入る必要はありません。
特にゴールドカードやプラチナカードの場合は、補償が充実しているので不要となるケースがあります。


詳しくはこの後を参考にしてもらいたいのですが、クレジットカードの補償内容と、インターネットなどで提供される海外旅行保険を比べて、十分かどうかを確認すればいいと思います。


またクレジットカードの保険が効果を持つのは、一般的には出国してから90日となります。
90日よりも海外にいる期間が長くなる可能性のある留学や世界一周旅行であれば、海外旅行保険に入ることをおすすめします。
最近では、ロングステイ専用の海外旅行保険まであります。


さらに、クレジットカードの海外旅行保険に頼る場合、補償が適用される条件が異なりますので注意が必要です。

  • 条件付帯

例えば、保険が有効となるためには、日本を出国する前に①自宅から空港までの交通費、または②海外旅行代金をクレジットカードで支払う必要があります。


海外旅行代金は単純に飛行機代をクレジットカードで払えば終わりではなく、旅行代理店が企画するパッケージ旅行の代金を支払う必要があります。
したがって、クレジットカードで航空券だけを買って自由旅行をする人なんかは、保険が適用されません。


となると、交通費でクレジットカードを払うほうが簡単です。
空港までの電車代やリムジンバス代、自宅から最寄り駅までのタクシーなんてのもありです。
地方に住んでいれば、国際線の飛び立つ空港までの航空券代も対象となります。


現金や、最近だとSuicaやPASMOといった電子マネーで払っても保険の適用とはならないのでクレジットカード払いをお忘れなく!

  • 自動付帯

もう一つが自動付帯となります。
これはさっき見たような何らかの旅行に関する費用をクレジットカードで支払う必要なんてありません。


出発日時点でクレジットカードの会員であれば何の問題もありません。
クレジットカードを一回も使ってなくても大丈夫です。


海外旅行にクレジットカードを持っていく必要はないのですが、もし海外旅行保険の対象事故になった場合は現地にてクレジットカード番号が必要となるケースがありますので、せめて番号だけは控えておいた方がいいでしょう。


カード会社の連絡先も必要となりますので、クレジットカード番号と連絡先を書いたメモをパスポートと一緒に入れておいた方が安心ですね。


まずは自分の持っているクレジットカードについている海外旅行保険が、利用付帯か自動付帯なのかを確認しておいた方がいいでしょう。

あと自動付帯だからといっても安心するのも禁物です。
というのも、補償が十分では無い場合があるからです。


無料で付いていて、自動付帯なわけですから、あまり期待してはいけません。
ちゃんと補償内容を確認しておいた方がいいですね。


Duty free shopping, Changi Airport


加入する場合

  • パッケージ旅行を申し込んだ旅行代理店おすすめの保険に加入


旅行代理店で海外旅行を申込みすると、たいてい海外旅行保険も紹介されます。


ただ紹介される内容を見ると、海外旅行保険もパッケージ化されていて、「この補償は十分なので削りたい」とか「治療費用を分厚くしたい」といった要望をかなえることができません。


旅行の申し込みと一緒にできてしまいますので、「海外旅行保険に入り忘れない」という意味では役には立つと思います。

  • 空港で出発直前に海外旅行保険に加入

どうしても忙しくて海外旅行保険に申し込み忘れたという場合があるかと思います。
そんな場合でも、ちゃんと海外旅行保険に加入できます。


というのも、空港の税関手続きが終わった後に、ブランド品の免税店と一緒に、海外旅行保険を販売する機械を見たことがありませんか。
その機械をつかって、旅行保険を申し込みすることができます。


本当に便利な世の中です。


  • 追加したい補償だけをインターネットを通じて海外旅行保険に加入


ここまで見てくると、必要な補償だけをインターネットで加入することが実はこれが一番現実的で、シンプルな方法ではないかと思います。


しかも、インターネットであれば、オーダーメイドで自分が必要な保障だけを選んで、旅行保険を申し込むことができます。


ではどの補償を分厚くするかについて、補償の項目を選ぶことは簡単かもしれませんが、金額を決めるのはなかなか難しいかもしれません。


ここで参考になるのが、インターネットなどで販売されている海外旅行保険です。
いろんなプランがある中でおすすめのものを見て、補償の金額を比べて見れば簡単ですね。


ここでは、サンプルとして楽天カードとプレミアムカードに付いている海外旅行保険の内容と、損保ジャパンの「新 海外旅行保険オフ」を比べてみました。


損保ジャパンのプランは例として、ハワイ6日間(通常プラン)を選択しています。
保険料は3,000円で、一般的な海外旅行保険の内容となっています。


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損保ジャパンの方が補償の金額が大きいので充実しているように見えるかもしれませんが、一番大きな違いは病気やケガによる治療費用です。


クレジットカードの補償内容を見ると、治療費用は200∼300万円もあるので十分と思うかもしれませんが、それは日本でのお話しです。
日本であれば、健康保険証を持っていれば、どの病院に行っても治療を受けることができます。
日本って、本当に便利で安心できる社会です。


しかしながら海外に行って病気やケガをすると、そういうわけにはいきません。
予想以上に治療費用がかかる場合があります。


togetter.com


ウソのようなお話ですが、私もバックパッカーで海外旅行をしていたときにはこういった話しをよく聞きました。


海外旅行をしている外国人がケガをして救急車を呼んだとしても、治療費用が払えなさそうだと思ったらケガ人をのせずに引き返すことなんてこともあるとか。
ただ海外旅行保険に加入して、保険証券を持っていれば払えることが確認できるので、ちゃんと病院に連れていくそうです。


なんとも世知辛い世の中です。


ではいくらぐらいの補償が必要かというと難しいところですが、参考になりそうな数字をのせておきます。


このウェブサイトによると、例えば、盲腸の切除手術について比べてみても、訪れる国によって治療費はかなり違ってきます。
最悪でも300万円ですので、補償金額としては500万円くらいで十分ではないでしょうか。
場合によってはヘリコプターで病院搬送なんてのもあり得ますので、少し多めの方がいいでしょう。


少し大げさかもしれませんが、保険で命が助かるのであれば安いものです。


ほかに、クレジットカードの付いている補償と損保ジャパンのプランを比べてみると、「賠償責任」と「救援者費用」の金額も大きく違います。
ところが、これらの費用は先ほど見てきたような「病気やケガによる治療費」とは状況が異なります。


まず賠償責任の内容は、実はすでに十分に加入しているケースがあります。
クルマを持っている人であれば自動車保険で、家を購入または賃貸する際には火災保険に必ず入っていると思います。


それらの保険の中で、賠償責任は特約として付けることができます。
補償内容を見ていただければわかりますが、国内外の賠償事故に対して補償してくれますので、海外旅行期間中も対象となるわけです。

しかも、月々たった数百円で個人賠償責任保険に入れますので、まだ入っていない人は今すぐ入るべきです。


次に、救援者費用については、200万円もあれば十分でしょう。
治療費用であれば、治療の内容や搬送方法によって大きな金額となりますが、救援者費用は家族が現地にかけつけるための費用です。
あまりムリをしなければ大きな金額がかかることはないと思います。


したがって、以上のように見ていくと、追加すべき補償内容は「治療費用」となります。
先ほど損保ジャパンの通常プランですと3,000円の保険料でしたが、治療費用500万円だけを選択すると、保険料は700円程度とぐーんと下がります。


オーダーメイドだと必要な保障だけを必要な分だけ追加しているので、割安ですし納得感があります。

海外旅行保険の補償の対象者は誰なのか?

Insurance


では海外旅行にいくときに、旅行者それぞれがインターネットを通じて旅行保険を申し込みしないといけないかというと決してそういうわけではありません。


家族やカップルなどが旅行する際、たいていは旅行期間や滞在地は同じだと思います。
そんなときには海外旅行保険のファミリープランやカップルプランなどといったお得な割引プランが利用できます。


ちなみに、クレジットカードについている海外旅行保険の場合でもお得なケースがあります。
先ほどと同じように、楽天カードで見ていきます。


楽天カードの場合、うまくやると家族全員分が無料で補償をうけられるケースがあります。


その条件とは、例えばお父さんが本会員で、お母さんと子どもが家族カードを持っている場合、お父さんのカードで家族全員分の旅行代金もしくは、空港までのリムジンバス代や電車代を払うと、補償の対象となります。


楽天カードの場合、家族カードを無料でつくれますので作っておいて損はないでしょう。
クレジットカードもうまく使うと、とてもお得なケースがありますね。

海外旅行で事故にあった場合、どのように請求すればいいのか?


基本的には、海外で病気やけがによる治療を受けた場合や、持ち物に損害を受けた場合などは、海外で領収書や診断書、事故証明等をもらい、日本に帰国後に保険金を請求することになります。
もし不明な点があれば、海外旅行保険やクレジットカードの指定する連絡先に電話すれば事が足ります。


治療費などは自己負担になるので手持ちや利用可能なクレジットカードがあれば問題ありませんが、場合によっては払えないことがあるかもしれません。
そんなときに役立つのが、海外旅行保険の「キャッシュレス治療サービス」です。


「キャッシュレス治療サービス」を受けられる病院は限られますが、現金を持ち合わせていないときでも慌てなくて済みます。
日本で加入した保険証書をみせるだけで安心して治療を受けられます。


ただし、このサービスが付加されているのはクレジットカードの付帯保険にはなく別途、海外旅行保険を申し込まなければなりません。
こんな機能の違いもありますので、よく考えて旅行保険に加入した方がいいですね。


まとめ


海外旅行保険について、加入から請求方法まで一通り見てきました。
全体の流れを見てみると、確かにクレジットカードに付いている海外旅行保険だけで補償は十分という考えがあるかもしれませんが、本当に万が一があると怖いなと感じてしまいます。


なので、ちょっとはお金がかかるかもしれませんが、お守り程度に海外旅行保険に加入し、旅行中は保険証券を持っておくことで少しは安心感が得られるのではないかと思います。
私の場合、たぶん次の海外旅行からはクレジットカードとインターネットのプランの組み合わせにしようと考えています。


またクレジットカードについても、楽天カードに限らず、複数のクレジットカードについている海外旅行保険の補償内容を見てみると、意外と楽天カードも悪くないと思います。
もちろんゴールドカードやプラチナであれば、補償内容が充実したり、自動付帯になるかもしれませんが、逆にクレジットカードの年会費がかかってきます。


これは個人差があるので結局は何に重きを置くかですね。
私の場合は、クレジットカードと家族カードが無料でつくれて、補償内容が充実していれば十分かなと思います。


ひとつでも安心できる材料ができると、次の海外旅行が楽しみになりますね。