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「個人型確定拠出年金」はどんな人が利用するの?メリットがありそうな3種類の利用者

前回のエントリーの中では、最強の節税術とよばれる「個人型確定拠出年金」と生命保険についてメリットとデメリットを比べてみました。


置かれている状況によって変わるかもしれませんが、私の場合は「拠出金額」、「流動性」、「運用パフォーマンス」という点で、現時点では時間をかけてでも始めようとは思いませんでした。

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政府としてはあれだけメディアを使っていますので、少しでも多くの人に「貯蓄から投資」に流れてほしいと思うのですが、人は自分に何かメリットがない限り、重い身体を起こしてまで動かないでしょう。


では、どういったタイプの人がこの個人型確定拠出年金を検討すべきか考えてみたいと思います。

「流動性」が無いのはいいこと・よくないこと


Vintage Retirement


私にとっては、常にある程度のいつでも使えるようなお金を持っておくことは大切だと考えています。


流動的なお金があることによって、運用したり、精神的な安心感を得られています。
一方、財布や銀行口座にお金があるとすぐに使ってしまうという人もいるでしょう。


ある人にとってはデメリットとなることも、また別のある人にとってはメリットになることがあります。


まさにこの「流動性」はその一つだと思います。
この個人型確定拠出年金では、基本的には一度拠出した資金については60歳になるまで手元に戻すことができません。


つまり、「個人型確定拠出年金」という仕組みを使って、金庫に鍵をかけることができます。


どうあがいたってお金を引き出すことはできないわけですから、無駄遣いなんてできません。
一度拠出したお金は誰かに使われるわけではなく、60歳になればきちんと運用されて返ってきます。


いい仕組みですね。

同じ運用の投資信託なら手数料は安いほうがいい!

Money


次はどんな人が検討すべきでしょうか。
個人型確定拠出年金を取り扱う証券会社のホームページを見ていると、いくつか気づくことがあります。

  • 投資できる投資信託の種類が少ないこと
  • 年金専用の投資信託が設定されていること


特に2番目については驚きました。
というのも、専用の投資信託がネット証券等で有名な投資信託が含まれていたからです。


例えば、レオス・キャピタルワークの「ひふみ年金」ポートフォリアの「みのりの投信」はともに独立系の運用会社による運営がなされおり、独自の投資哲学を持ち、投資残高を積み上げ続けているファンドとなります。


これらのファンドはレオス・キャピタルワークスポートフォリアのホームページからでも購入可能となっています。
これだけであれば、普通に証券会社から買えばいいかもしれません。


個人型確定拠出年金を利用することで、もちろん大きなメリットがあります。


それは手数料が安いこと


まず「ひふみ年金」を証券会社で買うと、買付時は無料ですが、保有時は1.0584%(税込)となりますが、確定拠出年金で購入すると、買付時はもちろん無料で、保有時は0.8208%(税込)となります。



「みのりの投信」にいたってはもっと安くなります。
証券会社を利用すると、購入時に4.32%、保有時に1.89%となります。
他の投資信託と比べても普通に高い気がします。


では確定拠出年金を使うと、なんと購入時は無料で、さらに保有時も1.674%(税込)まで下がりました。
すごいですよね。


このように既に積立で投資信託を購入していて、同じ投資信託が個人型確定拠出年金でも取り扱いがあれば、まず手数料の比較を行ってみるべきです。
今回代表して2つの銘柄の投信信託を例に比べて見ましたが、手数料が安くなる例はたぶん他にもあるでしょう。


上記でご紹介した「みのりの投信」は次の本を読んで知りました。
投信信託に対する考えが180度変わるような本です。投資を始めようと考えている人にとってもおすすめです。



金融機関が教えてくれない本当に買うべき投資信託

金融機関が教えてくれない本当に買うべき投資信託


「子ども手当」を受け取れる年収上限


最後はちょっと趣向を変えて考えてみます。


私自身、子どもができてから、「子ども手当」をもらうようになりました。
市町村に申請すると、定期的な所定の金額を受け取っているので正直なところあまり制度について知りませんでした。


そこで市町村のホームページを見ていると、子ども手当には年収制限なるものがあり、たとえば3歳未満の乳幼児を養育している場合、子ども手当は毎月3万円となりますが、所得制限にひっかかると毎月5千円にまで下がってしまいます。


毎月3万円と5千円では大きな違いだと思い、「所得制限」とはどういうものなのかを確認してみました。
所得制限とは年収とは異なり、決まった計算式によって算出されます。


年末調整であれば、生命保険料控除等を使うことによって少しはコントロールできますが、この所得制限の計算式の中には生命保険料控除が含まれていません。


唯一、意図的に調整できそうなものが「小規模企業共済等掛金控除」となります。


これがまさに個人型確定拠出年金に相当します。


ざっくり自分の子ども手当における所得を計算してみて、ちょっとひっかかりそうだなという方であれば、この個人型確定拠出年金を検討すべきです。


株とか債券とか値動きの激しいものは嫌だということであれば、定期預金のような年金の投資信託もありますのでそれでもいいと思います。


確定拠出年金に投資すれば、ちゃんと子ども手当を満額受け取ることができるのですから。

まとめ

自分の身近な感覚で、「個人型確定拠出年金」を検討すべき人を考えてみました。

  1. 手元にお金があると使っちゃう人
  2. 個人型確定拠出年金を利用することで、投資信託の手数料が安くなる人
  3. 子ども手当の所得制限にひっかかりそうな人


他にもあれば追記していきたいと思います。思いつく方がいればご連絡ください。

参考リンク


「ひふみ年金」の運用内容については下記にてくわしくご紹介しています。

www.hokenmania.net